陸亦辰は武聖の弟子。幼い頃から父に田舎に預けられ、やっとの思いで実家に戻るが、弟の陸元白から「先祖伝来の奥義書を盗んだ」という濡れ衣を着せられる。
家族全員が弟の味方をするのを見て、陸亦辰はようやく気づいた――今まで苦労してきた自分が、ずっと笑い者だったのだと。
耐えきれなくなった陸亦辰は、父に追い詰められ、自らの手で拳脈を断ち切り、陸家との縁を絶った。
その時、運命は動いた。武聖の師匠・王不厭が彼を見つけ出し、酔拳を授けたのだ。
陸亦辰の武術は再び頂点へ。そして彼は陸家へと戻る。
今度こそ、自分のために――。