冒頭の寝室シーン、三人の距離感が絶妙すぎて息が詰まりそう。お母さんの腕組みと冷ややかな視線、息子の気まずそうな表情、そしてベッドで俯く娘。言葉がなくても家族の亀裂が伝わってくる。ネットショートアプリで『その家に触れるな』を見ていたら、この静かな緊張感がたまらなくリアルで引き込まれた。後半の雪景色での再会シーンで、林冉の登場が空気を一変させるのが鮮やか。暗い室内から明るい屋外へ、感情の転換が映像美とリンクしていて見事。