黒いドレスの女性が静かに語る言葉が、赤いドレスの女性を追い詰めていく。その表情の変化があまりにもリアルで、見ているこちらまで胸が苦しくなる。眼鏡の男性が介入した瞬間、関係性が一気に崩れ始める様子は、まさに傲慢の代償~一つの選択が招いた崩壊~というテーマそのもの。会場の華やかさと裏腹に、人間関係の脆さが浮き彫りになり、短劇ならではの緊迫感がたまらない。ネットショートで観た作品の中で、これほど心理描写が巧みなものは初めてかもしれない。