冒頭のカードを受け取るシーン、あの笑顔の裏に隠された本音が怖すぎる。黒いドレスの女性が受け取った瞬間、隣にいる白いドレスの女性の表情が凍りつくのが印象的だった。光の演出も絶妙で、青と赤のネオンが二人の心境を象徴しているみたい。(吹き替え) 偽カノとの年越しで知った 本当の自分 を見ていると、この後の展開が気になって仕方がない。
後半のディナーシーン、蝋燭の揺らぎと二人の沈黙がたまらない緊張感を生んでいる。男性が何かを語りかけるが、女性の反応がどこか冷たくて、過去の因縁を感じさせる。食器の音すら聞こえないような静けさの中で、心の叫びが聞こえてくるようだ。ネットショートアプリでこの空気感を味わえるのは贅沢すぎる。
ディナーテーブルを挟んだ二人の視線のやり取りがすごい。男性は必死に何かを伝えようとしているのに、女性は微笑みながら拒絶しているように見える。このすれ違いが胸を締め付ける。(吹き替え) 偽カノとの年越しで知った 本当の自分 というタイトル通り、偽りの関係の中で本当の気持ちに気づく瞬間が描かれている気がする。
最初のシーンでの衣装の対比が素晴らしい。黒いレースのドレスを着た女性の妖艶さと、白いファーのドレスを着た女性の純粋さが対照的で、物語の二面性を表しているみたい。後半で黒いスーツに着替えた女性は、まるで鎧をまとった戦士のよう。服装の変化だけで心情の移り変わりが分かる演出に鳥肌が立った。
ディナーの途中で女性が突然拍手をするシーン、あの音が静寂を破る不協和音として機能していた。祝福なのか、皮肉なのか、はたまた決別の合図なのか。その曖昧さがこの作品の魅力。男性の驚いた表情と、女性の作り笑いが重なって、物語の転換点になった瞬間だった。続きが気になりすぎて眠れない。