冒頭から漂う絶望感が凄まじい。瓦礫の山で目覚めた主人公の孤独な表情に胸が締め付けられる。背景に広がる緑色の霧が不気味で美しい。この世界で彼は何を見つけたのか。彼女たちと紡ぐ繁栄の奇跡というタイトルが示す希望との対比が気になって仕方ない。映像美が圧倒的すぎて、言葉が出ない瞬間があった。
巨大な水晶から現れた老人の登場シーン、鳥肌が立った。青白い光を纏った姿は神々しく、かつ威圧感がある。主人公との対峙する構図が緊張感を生んでいて、次の展開が全く読めない。ネットショートアプリで観ていると、まるで自分がその場にいるような没入感がある。この二人の出会いが物語の全ての始まりなのだろう。
主人公の体に宿る炎と、老人から放たれる冷たい光のコントラストが素晴らしい。視覚的にも二人の対立構造が分かりやすく表現されている。会話はないのに、視線の交錯だけで多くの語らいがあるようだ。彼女たちと紡ぐ繁栄の奇跡というフレーズが頭をよぎるが、今はまだ戦いの予感しかなくてドキドキする。
突然現れたピンク色の枠とメッセージに驚いた。どうやら主人公は選ばれし者のようだ。このファンタジー要素が加わることで、単なるサバイバル物語ではないことが分かる。世界観が一気に広がった瞬間。このシステムが今後どう物語に関わってくるのか、彼女たちと紡ぐ繁栄の奇跡の鍵を握っている気がする。
老人のクローズアップショットが圧巻。青く光る瞳には星々が浮かんでいて、彼が人間ではない何かであることを物語っている。長い白髪と皺の一つ一つまで丁寧に作られていて、コンピューターグラフィックスのクオリティの高さに感動。主人公との身長差や体格差も強調されていて、力の差を視覚的に感じさせる演出が上手い。