山里で育てられた少女・夏宵暖は、実の両親に引き取られるため師匠の元を離れることに。鹿家へ向かう車中、風水羅盤が急に回転し「縁のある人物が現れた」と悟ると、葬儀場に駆け込みます。
弔問中の盛家の式場に乱入した彼女は、冷徹な当主・盛謹行に金銭を要求。周囲の反感を買うも、盛はこれを承諾します。さらに棺を開けるよう迫る夏に、盛は「祖父はまだ死んでいない」という衝撃発言で反論され、最期を看取れなかった後悔を揺さぶられます。
半信半疑ながらも盛が従うと、夏は自らの血で符を書き魂を呼び戻す儀式を執行。しかし術の反動で倒れ込む彼女を抱き留めた瞬間、盛の傷が奇跡的に治癒し、夏の持つ「共鳴鈴」が鳴り響きます。運命に導かれた二人は互いの秘密に疑念を抱きながらも、やがて交差する因縁に巻き込まれていき...!?
全話一覧全62話

第 1 話-蘇りの儀式
夏宵暖は宮永家の葬儀に乱入し、当主・盛謹行に金銭を要求。さらに棺を開けるよう迫ると、盛は祖父がまだ生きていると衝撃的な発言をする。夏は自らの血で符を書き、魂を呼び戻す儀式を執行し、盛の傷が奇跡的に治癒する。二人は互いの秘密に疑念を抱きながらも、運命の糸に引き寄せられていく。盛謹行の祖父は本当に生き返るのか?

第 2 話-運命の選択
夏宵暖が盛家の葬儀場に現れ、盛謹行の祖父がまだ生きていると主張。周囲の反対を押し切り、棺を開けることを決断する。その過程で、盛家内部の不信感や葛藤が浮き彫りになる。棺を開けた先に待ち受ける真実とは?

第 3 話-運命の共鳴
夏宵暖は紫金の血を使って盛謹行の祖父を救う儀式を行い、その過程で盛謹行の傷が奇跡的に治癒し、彼女の持つ共鳴鈴が鳴り響く。これにより、二人は互いが運命で結ばれた共命の者である可能性に気付き始める。共鳴鈴が鳴り響いた二人の運命はこれからどうなるのか?

第 4 話-再会の軋轢
18年ぶりに実家に戻った花凛は、家族からの冷たい対応と琴音との姉妹関係の軋轢に直面し、大切なお守りを守ろうとする。花凛のお守りの秘密とは?

第 5 話-護身符を巡る対立
花凛が琴音の護身符を欲しがり、義母との間に激しい対立が生じる。護身符の真偽を巡って関係がさらに緊迫する。花凛はなぜ護身符を偽物だと言い切ったのか?

第 6 話-護身符をめぐる家族の対立
田舎から来た花凛と都会育ちの琴音の間で、高価な護身符を巡って激しい対立が起こる。琴音は護身符が偽物だと主張する花凛を非難し、父親の大空は琴音に護身符を花凛に貸すよう強制する。家族の間に深い溝が生まれ、母親も大空の決定に失望を表明する。護身符の真実は明らかになるのか?

第 7 話-護身符の真実
日向花凛が琴音の護身符を壊し、日向家の実娘であることが明らかになる。しかし、護身符には癒しの香珠が入っておらず、本物の護身符の行方が謎に包まれる。本物の護身符はどこにあるのか?

第 8 話-護身符の秘密
日向花凛が姉の護身符を壊したことで家族の怒りを買い、厳しいしつけを受ける。しかし、突然宮永家から高価な贈り物が届き、花凛の運命が大きく変わりそうな予感がする。宮永家が花凛にこんなに高価な贈り物を送った理由とは?

第 9 話-運命の贈り物
日向花凛が宮永家の葬儀に乱入したことで騒動が起こり、宮永家から突然の贈り物が届く。家族は驚きと困惑を示すが、花凛は宮永家の若様の正体に疑問を抱き始める。花凛は宮永家の若様の正体を突き止めることができるのか?

第 10 話-偽りの宮永様
日向琴音が偽物の宮永家の若様を暴こうとするが、ダイヤモンドウォッチの存在によって逆に立場が逆転し、彼女の父親が頭を下げる事態に発展する。日向琴音の運命はどうなるのか?

第 11 話-拒絶された贈り物
琴音は田舎娘である夏宵暖を軽視し、彼女が何もできないと断言する。一方、花凛は宮永様からの贈り物を拒否し、これ以上関わりを持たないように強く主張する。花凛の拒絶は、宮永様との関係を完全に断ち切る決意を示しており、周囲を困惑させた。花凛はなぜ宮永様との関係を断ち切ろうとするのか?

第 12 話-縁を切る決意
花凛は日向家との縁を切る決意を固め、実の親との関係に疑問を抱きながら、家族の愛について問いかけます。花凛はこれからどこへ向かうのでしょうか?

第 13 話-家族の絆と裏切り
日向花凛と琴音の間で繰り広げられる家族の絆と裏切り。花凛は両親の謝罪と許しを求められるが、琴音は自分が本物の娘であると主張し、両親の庇護を当然と考える。一方、花凛は宮永家との関係を巡り、琴音と対立する。花凛と琴音の対立は、どのような結末を迎えるのでしょうか?

第 14 話-運命の絆
日向花凛が日向家との縁を切ろうとする中、藤村という新たな人物が登場し、彼女の血を使った儀式が行われる。日向花凛の血を使った儀式は何を引き起こすのか?

第 15 話-運命の赤い鈴
貧血に苦しむ旦那様と、彼の病気を治す可能性を持つ夏宵暖が出会い、互いの運命が交差する。夏宵暖は本当に旦那様の病気を治すことができるのか?

第 16 話-偽りの足と真実の癒し
夏宵暖は盛謹行の足の不自由が偽装であることを見破り、鍼治療で彼を立たせます。その後、謹行の継母が訪れ、祖父の追悼式での確執が明らかに。謹行は夏との接触で傷が治るなど不思議な現象を体験し、彼女への疑念と興味を深めます。夏宵暖が持つ不思議な力の正体は何でしょうか?

第 17 話-疑惑の継母
盛謹行の継母が突然訪れ、祖父の件について調査をやめるよう提案するが、謹行は彼女の真意を疑い、油断しているふりをして真実を探ろうとする。その間、夏宵暖の羅針盤が異常に動き、災難が近いことを予感させる。継母の企みとは何か?そして、夏宵暖の予感する災難とは?

第 18 話-運命の赤い鈴の秘密
夏宵暖が盛謹行と運命的な出会いを果たし、彼の傷を治す不思議な力を見せる。しかし、その力の代償として夏は倒れ、二人は互いの秘密に疑念を抱き始める。夏宵暖と盛謹行の運命の絆は、これからどのような展開を見せるのでしょうか?

第 19 話-運命の金針
夏宵暖は盛謹行を救おうとするが、後母が神医の済世が発明した祝由金針を使って彼を殺そうとしている。夏は後母の陰謀を暴き、盛謹行の命を救うことができるのか。夏は祝由金針を解くことができるのか?

第 20 話-運命の赤い鈴と隠された真実
夏宵暖は盛家の葬儀場に乱入し、盛謹行に金銭を要求する。彼女は盛謹行の祖父がまだ死んでいないと主張し、自らの血を使った儀式で魂を呼び戻す。儀式の反動で倒れる夏を抱き留めた瞬間、盛の傷が治癒し、共鳴鈴が鳴り響く。二人は互いの秘密に疑念を抱きながら、因縁に巻き込まれていく。夏宵暖と盛謹行の運命はどのように交差していくのでしょうか?