
冬月霜見は六条西辞に一目惚れし、「凶星」と呼ばれる彼と"縁起担ぎ"の契約結婚をした。運命の出会いだと思った瞬間、彼の心に揺らぐ「白い月光」みたいな存在を知る。本心を隠した霜見は、実家の借金返済のため、夫の財布を攻略する日々を送る。しかし西辞の元恋人・白藤夢瑠の帰国をきっかけに、三人の関係は複雑に絡み合っていく――
「離婚して道を譲る」と決意する霜見に対し、西辞は「金さえあれば俺はいらないのか」と反発。妻を取り戻すため、彼は秘書として彼女を職場に引き込み、六条グループ本社で繰り広げる"名乗り合戦"が勃発! 霜見が「社内では夫婦関係を隠したい」と主張する中、西辞は会議室でも社員食堂でも「我が妻は──」とアピールを開始。最後に、二人は「契約」の先にある真実の絆に気付いていく…
全話一覧全80話

第 1 話-運命の絆とお金の罠
霜見は六条家での生活に慣れつつあるが、西辞の過去の恋人・夢瑠の存在や家族からのプレッシャーに直面する。祖母からの高額な結婚提案や家族間の軋轢が霜見を苦しめるが、西辞との関係はさらに複雑に。お金と愛の間で揺れる霜見の決断が注目される。霜見は西辞との関係を諦めるのか、それともお金よりも大切なものを見つけるのか?

第 2 話-お金と愛の綱引き
霜見は六条西辞との契約結婚を利用して実家の借金を返済しようとするが、西辞の祖母からの子作りプレッシャーとお金を巡る駆け引きが勃発。霜見が妊娠すれば4億円を渡すという西辞の真意が明らかになる中、二人の関係はさらに複雑に。霜見は4億円のために本当に妊娠を選ぶのか?

第 3 話-甘えん坊の誘惑
霜見は西辞の帰宅を待ちわびながら、彼のことを気遣うメッセージを送るが、西辞は友人との飲み会を優先し、霜見の気持ちに気付かない。その一方で、紅葉が霜見の行動を監視し、二人の関係に緊張が走る。西辞は霜見の気持ちに気付き、二人の関係は修復できるのか?

第 4 話-金と愛の狭間で
霜見は西辞との関係を清算しようとするが、西辞は彼女の本当の気持ちを問いただす。二人の間に横たわるお金の問題と、梅乃おばあさまからの条件が明らかになり、関係はさらに複雑に。霜見は西辞との関係を清算できるのか?それとも…?

第 5 話-お金と愛の狭間で
霜見が六条家での立場を巡り、西辞の妹・晄と対立する中、家族間の緊張が高まります。霜見は借金返済のためにお金が必要だと主張し、西辞が他の女性と関係を持つ可能性についても触れます。一方、晄は霜見を田舎者と罵倒し、正座を強要するなど、霜見に対する嫌がらせをエスカレートさせます。霜見は六条家での居場所を見つけることができるのでしょうか?

第 6 話-借金取り立ての恐怖と姉妹の絆
冬月霜見と妹は、父親の工場崩壊による賠償金の取り立てに遭い、脅迫される。霜見は妹を守りながら、借金返済のため六条西辞に助けを求める決意をする。六条西辞は霜見の借金問題にどう関わるのか?

第 7 話-賠償金と新たな取引
冬月霜見が誤って兄の服を汚したことで、賠償金として100万円を請求される。さらに、4億円の賠償金があることが明らかになり、霜見は金銭的なプレッシャーに直面する。しかし、相手は代わりに何かを要求してくる。相手が霜見に要求したのは一体何だろうか?

第 8 話-監視と借金の苦悩
霜見は六条西辞との結婚が単なる飾りに過ぎないと感じ、お金を借りる資格がないと嘆く。一方、西辞は霜見の行動を監視し、モデルとの遊びを手配すると提案するが、霜見は祖母に借金を返す代わりに孫を返すと強気に宣言する。さらに、霜見の出身地の人々がお金を要求していることが発覚し、緊迫した状況が訪れる。霜見はどうやってこの窮地を切り抜けるのか?

第 9 話-過去の清算
冬月霜見の実家に借金取り立てのグループが押し掛け、彼女の過去の借金問題が表面化する。霜見は家族から汚い真似をしていたと責められ、地下室に監禁される。彼女は無実を主張するが、家族の掟に背いたとして罰を受けることになる。霜見は無事にこの窮地から脱出できるのか?

第 10 話-離婚届と隠された真実
霜見が六条家から追い出されようとする中、西辞の妹・流華が霜見の行方を心配し、西辞に連絡を取ろうとする。しかし、西辞は連絡が取れない状態で、霜見は離婚届を押すよう迫られるが、拒否し続ける。一方、西辞は霜見の安否を気にかけ、急いで家に戻ることを決意する。西辞は霜見を守ることができるのか?

第 11 話-離婚拒否と家族の対立
霜見が離婚届にサインを拒否したことで、六条家の家族間に対立が勃発。特に姑は霜見を追い出すために手段を選ばず、西辞は霜見を探し出すように命じる。一方、西辞の元恋人・白藤夢瑠が登場し、三人の関係はさらに複雑に。霜見は無事に見つかるのか?それとも六条家の陰謀に巻き込まれてしまうのか?

第 12 話-地下室からの脱出
冬月霜見は地下室に閉じ込められ、西辞に助けを求めるが、彼女の元恋人の白藤夢瑠が妨害し、契約書に署名を強要する。西辞は霜見を探し出し、二人の絆が試される。霜見は無事に脱出できるのか?そして西辞との関係はどうなる?

第 13 話-地下室の対決
霜見が浮気を疑われ、六条晄が彼女を懲らしめようとするが、西辞が介入し、霜見を守る。西辞は晄を地下室に閉じ込め、家族に夢瑠を探すよう命じる。夢瑠は霜見を救うことができるのか?

第 14 話-夫婦の絆と過去の影
冬月霜見が飲まず食わずで跪き続け、体調を崩す中、六条西辞は彼女を必死に看病する。周囲は無理やり結婚したと噂していたが、西辞の本心は霜見を心から愛していることだった。しかし、霜見の実家の工場で起きた崩落事故とその借金問題が明らかになり、二人の関係に新たな影が差す。霜見の過去の借金問題は、二人の関係にどのような影響を与えるのか?

第 15 話-罰と真実の狭間で
六条西辞は、冬月霜見を三日間も昏睡状態に陥らせたことへの怒りから、妹の晄を閉じ込め、罰を与える。霜見が目を覚ますと、西辞は代わりに晄を叱責していた。霜見は全てが自分のせいだと悟り、西辞の激しい怒りに直面する。霜見は西辞の怒りをどう受け止めるのか?

第 16 話-借金返済の真実
冬月霜見が体を売って借金返済したというデマが流され、六条西辞の家族から激しい非難を浴びる。しかし、西辞は霜見を信じ、真相を究明しようとする。最終的に、デマを流した張本人が明らかになり、霜見の潔白が証明される。デマを流した張本人の目的は何だったのか?

第 17 話-家族の絆と誤解
霜見が借金を返済するために体を売ろうとした過去が明らかになり、西辞と彼女の間に深い溝が生じる。さらに、夢瑠の登場により、兄妹の争いが激化し、家族関係がますます複雑になっていく。夢瑠の真意は何でしょうか?

第 18 話-本命の帰還と離婚の決意
白藤夢瑠が帰国し、霜見は西辞との離婚を決意する。しかし、西辞は霜見が村人に借りた4億円の賠償金を返済したことを明かし、離婚に条件をつける。三人の関係はさらに複雑になっていく。霜見は西辞との離婚を諦めるのか、それとも金を返してまで離婚を貫くのか?

第 19 話-借金返済と新たな役割
冬月霜見は借金返済のために六条西辞の秘書として働くことを提案され、月4千万の返済を約束する。傷の処置を拒む霜見に対し、西辞は妻としてのサポートを約束し、二人の関係に新たな展開が生まれる。霜見は秘書として働きながら、借金を返済できるのか?

第 20 話-オフィスでの夫婦バトル
霜見は借金返済のために必死に働くが、西辞社長はオフィスで彼女への特別な態度を隠そうとしない。霜見が社内で夫婦関係を隠したいと主張する一方、西辞はあからさまに「我が妻」とアピールし始める。二人の間で金銭をめぐる緊張が高まり、オフィスは微妙な空気に包まれる。霜見と西辞の「契約結婚」はこのまま続くのか?