高架下の冷たいコンクリート空間で繰り広げられる、圧倒的なパワーバランスの逆転劇に息を呑んだ。派手なロゴシャツを着た男の傲慢さが、スーツ姿の男の静かなる威圧感の前に脆くも崩れ去る瞬間は痛快そのもの。『暴走族のキング、もうやめた』というセリフが、過去の栄光にすがりつく哀れさを際立たせている。大量の現金と整列する黒スーツの軍団が象徴する絶対的な権力に、ただただ圧倒される展開。ネットショートアプリで観るこの手のドラマは、感情の揺さぶりがダイレクトに伝わってきて本当に面白い。