高架橋下の薄暗い空間で繰り広げられる、銀髪の男と派手な服装の男の対峙がたまらない。車内に怯える女性を巡る緊張感が画面から溢れ出している。特に、派手な男が車のドアを蹴る乱暴な仕草や、銀髪の男が拳を握りしめる静かな怒りの表現が秀逸だ。この一触即発の空気感は、まるで『暴走族のキング、もうやめた』のような抗争ドラマを彷彿とさせる。ネットショートアプリで観ていると、次の瞬間に何が起きるのかと息を呑むほど没入できる。キャラクターの視線の応酬だけで物語が進む演出は、短劇ならではのスピード感と密度の高さを感じさせて最高だった。