『太子』のこのシーン、皇帝の顔の動きだけで緊張感が伝わってくる。黒衣の青年が何かを仕掛けた瞬間、彼の目が大きく見開かれ、口元がわずかに震える。まるで「またか…」という諦めと驚きが混ざった表情。『二度目の人生』でもこんな重厚な演技はなかった気がする。宮廷の空気まで凍りつくようだ。
銀色の鎧をまとった女将軍が、手を組んでニヤリと笑う瞬間がたまらない。『太子』の中で最も危険な人物かもしれない。彼女の笑顔は礼儀正しさの裏に隠された計算高さを感じさせる。皇帝ですら一瞬目を逸らすほど。『二度目の人生』の戦闘シーンより、この静かな威圧感の方がゾクゾクする。
黒衣の太子がホバーボードに乗って宮殿を滑走するシーン、時代錯誤すぎて笑いが止まらない。『太子』というタイトルから想像する重厚なドラマとは真逆の展開。でも、彼の余裕ぶった表情と、周囲の驚きが絶妙にマッチしている。『二度目の人生』でタイムスリップした主角も、こんなふうに現代アイテムを使いこなしていたっけ。
赤い衣装の男性が倒れたそばに、緑色の手榴弾がころころと転がっていく…。『太子』の最終話か?と思わせるほどの衝撃的な終わり方。皇帝も呆然、周囲も凍り付く。『二度目の人生』で爆発シーンがあったとしても、こんなにコミカルで緊迫した組み合わせはなかった。次の展開が気になって仕方がない。
可憐なピンクの衣装を着た少女が、木製の銃を構える姿がたまらない。『太子』の中で最も意外な成長を見せたキャラクターかもしれない。最初は怯えていたのに、今では黒衣の青年と並んで戦う覚悟を見せている。『二度目の人生』のヒロインも、最初は弱々しかったのに、最後は強くなったなあ…と重ねてしまう。