豪華な会場で繰り広げられる人間ドラマに釘付けです。赤いドレスの女性が放つ強烈な存在感と、それに対峙する白髪の老婦人の威厳が凄まじい。特に若い娘たちが複雑な表情を浮かべる瞬間は、言葉にならない緊張感が漂います。スマホを手にした瞬間の空気の変化も絶妙で、母娘の逆襲~歓迎されない帰郷~ というタイトルが示唆する深い因縁を感じさせます。登場人物たちの視線の応酬だけで物語が進んでいくような、沈黙の迫力がたまらない作品でした。