豪華なダイニングでの食事シーンなのに、空気が張り詰めていて息苦しくなるほど。緑のスーツを着た男性の焦りと、赤いドレスの女性の冷ややかな視線が対照的だ。電話に出る白衣の女性と、現場にいるヘルメットの男性のやり取りが物語の鍵を握っているようで、母娘の逆襲~歓迎されない帰郷~というタイトル通り、家族間の確執が静かに、しかし激しく進行している予感がする。白髪の老婦人の威圧感も凄まじく、誰が敵で誰が味方なのか見極められないスリルがたまらない。