PreviousLater
Close

廃人皇子の正体は最強でした3

like2.0Kchase2.0K

廃人皇子の正体は最強でした

十年前、幼き皇子・葉鴻は、父と母が摂政王・陆骁と貴妃・苏瑶により討たれる光景を目の当たりにする。 生き延びるため、そして復讐の時を待つため、彼は十年にわたり、酒色に溺れる無能な皇子を演じ続けた。嘲笑と屈辱を受けながらも、牙を隠し続ける日々。その裏で、皇位は蘇瑶の子・陸蒼へと傾き、国は陸家の手に落ちようとしていた。 だが皇位継承を決める試練を目前に、葉鴻が見せた一瞬の武が、すべてを揺るがす。 疑念を抱いた陸骁との駆け引きの中で、葉鴻は武忠を屈服させ、さらに隠遁していた太祖にすら認められていく。 偽りの仮面は、もはや不要。十年の沈黙を破り、真の皇子がついに玉座へと歩み出す。
  • Instagram
本話のレビュー

武芸の披露から悲劇の幕開けへ

冒頭の武芸披露は華やかで、陸蒼の槍さばきや白衣の青年の怪力に目を奪われます。しかし、廃人皇子の正体は最強でしたという展開が待ち受けているとは。夜になり、少年が部屋に忍び込むと、そこには倒れた父と冷徹な母の姿が。少年の涙ながらに父の手から数珠を受け取るシーンは、胸が締め付けられるほど切ないです。この数珠が後の復讐劇の鍵となる予感がして、続きが気になって仕方ありません。