暗い部屋で一人、蝋燭の光に揺れる彼女の表情が切なさの極み。水を注ぐ手つきさえも重く、時計の針が進む音だけが響く夜。翌朝、明るいリビングで別人のように振る舞う姿に、心の傷を隠す強さを感じる。恋の罠にかかったのは実は私!?というタイトルが、この静かな絶望と希望の狭間を完璧に表している。ネットショートアプリで観た短劇の中で、最も情緒的な作品だった。