冒頭から二人の対比が鮮やか。黒スーツの彼は余裕綽々で、ベージュの彼は焦りと戸惑いを隠せない。七年目のさよなら~俺を見なかった彼女の後悔~のような切ない空気感が漂う中、視線の交錯だけで物語が進んでいくのがすごい。会場の静けさが二人の緊張感を増幅させていて、観ているこっちまで息を呑む瞬間があった。特に黒スーツの彼がふと見せる微笑みが全てを物語っているようで、言葉以上の説得力がある。